主婦から看護師になるには通信制がいい?通学との違いと選び方
子育てや家事に忙しい主婦にとって、通信制か通学性か一度は悩みますよね。
「通信制なら通えるのでは?」と考える方も多いでしょう。
でも実際には、通信制と通学制では選べる人や学び方が大きく異なります。
この記事では、主婦が看護師になるために選べる「通信制」「通学制」の違いをわかりやすく解説し、自分に合ったルートの選び方を紹介します。
通信制と通学制、それぞれの違いとは?
まず最初に押さえておきたいのは、通信制は誰でも通えるわけではないという点です。
- 通信制:准看護師資格を持っている人が対象
- 通学制(全日制・定時制):資格のない主婦や社会人も入学可能
つまり、看護経験ゼロの主婦が看護師を目指す場合、基本は通学制を選ぶ必要があります。
通学制で学ぶ場合のポイント
通学制には全日制(昼間の学校)と定時制(夜間・通信併用)があります。
私は26歳で看護学校に通いましたが、幼稚園に子どもを預け、家族の協力を得て何とか両立できました。
通学制の特徴
- 受験資格:中卒・高卒・社会人も可
- 期間:3年(定時制は4年)
- 学費:250万〜350万円前後
- 実習:平日9:00〜17:00などの時間帯で行う
通信制を選べる条件とメリット
通信制の看護学校は、すでに准看護師の資格があり、として実務経験がある人向けです。
通信制の特徴
- 受験資格:准看護師として、一定期間働いた経験がある人
- 期間:2〜3年
- スクーリング:年数回の通学日あり
- 学費:50万〜100万円程度
家にいながら学習を進められるため、働きながら資格取得を目指すママナースには人気です。
私が感じたメリット・デメリット
メリット
- 国家資格で一生使えるスキルが手に入る
- 子どもが大きくなった後や定年後も再就職しやすい
- 看護の知識で家庭内の健康管理にも役立つ
- 家計の支えになる安定収入が見込める
デメリット
- 通学・実習中は子どもの行事に出られないことも
- 家事・育児・学業の両立は体力的に大変
- 学費・生活費のやりくりには計画が必要
私は学費の一部を日本政策金融公庫の教育ローンで工面しました。
さらに看護師になったことで、以前はパート勤務では通らなかった住宅ローン審査にも通過。
経済的な安定を実感できた瞬間でした。
自分に合ったルートを選ぶために
看護師への道は一つではありません。
主婦としての状況、サポート体制、将来の働き方──何を重視するかによって、最適なルートは変わってきます。
チェックポイント
- 子どもを預けられる環境があるか
- 両親やパートナーのサポートが得られるか
- 金銭面のシミュレーションはできているか
- 卒業後の働き方までイメージできているか
まとめ
看護師を目指す主婦にとって、通信制と通学制の違いを正しく理解しておくことはとても大切です。
未経験の主婦なら通学制が基本ですが、准看護師資格がある方なら通信制も検討できます。
どちらを選ぶにしても、家族の協力・子供の預け先など確保できれば挑戦する価値は十分にあると思います。
「あなたに合ったペース」で、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
この情報が、あなたのためになれたら幸いです。
看護師くらげでした!
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