30代・40代でも看護師になれる?不安を乗り越えて踏み出した私の体験談
「もう若くないから…」「記憶力に自信がない…」「家庭や育児と両立なんて無理かも…」
そんな不安から看護師の夢を諦めようとしていませんか?
実は私も、26歳のときに「もう遅いのでは?」と悩みながら看護学校に進学しました。
この記事では、30代・40代で看護師を目指すメリット・デメリットを、現代の社会背景と私の体験談を交えて、わかりやすくお伝えします。
一歩踏み出せずにいるあなたに、少しでも勇気と希望が届きますように。
30代・40代で看護師を目指すのはアリ?
年齢は壁にならない。むしろ「武器」にできる。
30代・40代で看護師になる人は、近年どんどん増えています。
看護専門学校の入試では、社会人枠が設けられていることも多く、年齢制限も実質的にはほとんどなし。
私のクラスにも30代、40代の同級生が何人かいました。
そして実は、看護現場では「年齢=経験・落ち着き」として評価されることもあるのです。
年齢を重ねたからこその「強み」
- 家事・育児経験による生活感のある視点
- 接客・営業などで培ったコミュニケーション力
- 時間・感情・お金の管理能力
- 「資格で生きる」覚悟がある
私は看護師になる前、飲食・販売・営業などさまざまな仕事を経験してきましたが、どの仕事も何かしっくりこなかったんです。
でもその経験が今、患者さんとの関わりの中でとても役に立っていると実感しています。
不安の正体は「未知」だった
最初に不安だったのは、勉強と家庭の両立でした。
でも実際に飛び込んでみると、1年目が特に大変なだけで、生活のペースは少しずつ整っていきます。
我が家では、夫や両親の協力を得ながら子どもを幼稚園に預け、通学の往復の中で勉強したり、すきま時間に暗記したり工夫しながら乗り越えました。
年齢が気になる人のための「チェックポイント」
- 家族の理解・サポートが得られるか
- 学費・生活費のシミュレーションができているか
- 「資格を活かしてどう働きたいか」が明確か
社会の変化が追い風に
少子高齢化が進む現在、日本は慢性的な看護師不足。
政府も「多様な人材の参入」を後押ししており、社会人・主婦層の再チャレンジはむしろ歓迎される傾向にあります。
再就職や転職においても、看護師という国家資格は圧倒的な武器。
しかも「全国どこでも働ける」「収入が安定する」といった魅力も兼ね備えています。
私の体験:迷いながらも、飛び込んでよかった
当時、看護師を目指すか迷っていた私は、
「年齢的に厳しいかも」
「子育てと学校生活は無理じゃないか」
と何度も自問自答しました。
でも、子どもの寝顔を見ながら「この子のためにも、私は強く賢い母になりたい」と決意しました。
そして今、看護師として働きながら、家計を支え、子どもと笑顔で過ごせる毎日を送っています。
「もしあの時、年齢を理由に諦めていたら──」、あの時一歩踏み出しておけば良かったと、一生後悔していたと思います。
まとめ|年齢は「限界」じゃない、「スタート地点」です
30代・40代からでも、看護師は目指せます。
年齢を重ねたからこそ見える視点や、柔らかい対応力は医療現場で大きな武器になります。
「やってみたい」と思ったときが、きっとあなたのベストタイミングです。
やって後悔するより、やらなかった後悔の方が強いと聞きます。一生のうちのたった数年頑張れば、残りの人生、色んな面で豊かになると思います。私がそうでした。
勇気ある一歩を、踏み出してみませんか?
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