看護学校ってどんなところ?入学前に知りたかった5つのこと
主婦の看護学校生活の現実とは
「看護師になりたいけど、看護学校ってどんな感じ?」「自分にも本当に通えるのかな?」
そんな不安を抱える主婦や社会人の方へ、看護学校生活の現実を具体的にお伝えします。
26歳で入学し、家庭と学業の両立を経験した私が、入学前に知っておきたかった5つのことをご紹介します。
1. クラスメイトの年齢や背景は?
「若い子ばかりで浮くのでは?」と心配する方も多いですが、実際には10代〜30代と幅広い世代がいます。
私のクラスにも、10代後半の高校卒業組から、30代後半で子育て中のママさんやの母子家庭のママさんまでいました。
同じ夢を持つ仲間とは、年齢関係なく支え合えます。
2. 1日のスケジュールはハード?
看護学校は想像以上にハードです。
基本は8:30〜16:30までびっしり授業。
試験前は通学の行き帰りなど少しの空き時間も課題やテスト勉強に充てる必要があります。
6:00 家事・子どもの準備、親に子供を預け幼稚園のバスが来るまで見ててもらう
8:00 登校
8:30〜16:30 授業(座学・演習)
18:00 幼稚園お迎え
19:00 家事・夕食
21:00〜23:00 勉強・課題
体力も精神力も必要ですが、「必ず終わりがある」ことを忘れずに。
3. 実習はどれくらい大変?
看護学校最大の山場が「臨地実習」です。
毎朝早くに病院へ行き、患者さんを受け持ち、記録やレポートを毎晩仕上げる日々。
睡眠不足やプレッシャーで涙する日もありましたが、患者さんとの関わりの中でしか学べない大切な気づきが得られます。
実習は大変でも、看護師を目指すうえで避けて通れない貴重な経験です。
4. 勉強についていける?
医学用語や解剖学、病態生理など、難しい内容も多く、覚える量は膨大です。
ただ、主婦や社会人出身の人ほど、計画的にコツコツ進める力があるため、成績上位の人も少なくありません。
【対策のポイント】
- 通学中に復習、暗記
- グループでの情報共有が有効
- 暗記重視より理解を重視する
- 早め早めの復習習慣を
5. 家庭との両立はできる?
簡単ではありませんが、「できない」わけではありません。
保育園・幼稚園の利用や、両親やパートナーの協力が不可欠です。
私は実習中に義父母に送迎をお願いしていました。また、自分の親と同居していたため、夜の家事を母と分担したりして乗り越えました。
事前に支援体制を整えておくことが成功のカギです。
まとめ|「知っておけばよかった」を減らすために
看護学校は確かに厳しい環境ですが、その分得られるものも大きいです。
私は、看護師資格を取ったことで住宅ローンの審査も通りました。
あなたの「本気」を支えてくれる環境と仲間が、看護学校にはきっとあります。そして、今は以前に比べて色んな制度も拡充してきています。
長い人生の中のたった数年頑張るだけです。その数年を頑張ることで、一生が変わります。
迷っている方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。
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