心が折れそうなときの対処法|主婦から看護師になった私の体験から

NSまでの道のり

 

心が折れそうなときの対処法|主婦から看護師になった私の体験から

「もう無理かも…」そんなふうに心が折れそうになったこと、ありませんか?

主婦から看護師を目指す道のりは、決して楽なものではありません。
家事・育児・学業・実習……全てを抱えながら走り続けてきた私も、何度も心が折れそうになりました。

この記事では、そんな私の体験を通して
「心が折れそうなとき、どう乗り越えたのか」
具体的な対処法をご紹介します。


こんなあなたに読んでほしい

  • 看護学校の勉強や実習が辛い
  • 育児と勉強の両立に疲れ果てている
  • 周囲の看護学生より年上で気後れしている
  • 本当に看護師になれるのか自信がない

心が折れそうなときは「一度立ち止まる勇気」が必要

がむしゃらに頑張り続けるのではなく、
「立ち止まって、自分の気持ちと向き合う」
それが何より大切でした。

私は一時期、看護学校を辞めようと本気で思ったことがあります。
それでも踏みとどまり、看護師になれたのは、以下の方法を実践したからです。


私が心が折れそうになった瞬間

● 実習での厳しい指導

「どうしてこんなこともできないの?」と言われた一言に、胸がギュッと締めつけられました。
年下の学生たちに囲まれ、私は焦りと孤独を感じていました。看護師の世界では、年齢なんて関係ないです。たとえ指導者が自分より歳下でも厳しく言われることもありました。

● 家庭の中での罪悪感

子どもの発熱。なのに実習は休めない。
看護師になる夢を叶えたい。でも、母親としての責任もある。
この狭間で揺れ動き、何度も涙しました。「行かないで」と泣く娘を置いて実習に行くのは、心が張り裂けそうなほど辛かったです。なにより、娘に申し訳なくて、通学中涙することもありました。


私が実践した対処法

1. 感情をノートに書き出す

モヤモヤを頭に溜め込まず、「疲れた」「つらい」と素直に書き出すことで、心が少し軽くなります。今ならスマホのメモ機能に残すでもいいと思います。

2. 信頼できる人に打ち明ける

同じ境遇のママ友、先生、夫、両親……
自分の気持ちを言葉にするだけで、驚くほど気持ちが整理されました。

3. 小さな成功体験を振り返る

「小テストで良い点が取れた」「患者さんからありがとうと言われた」
そんな小さな出来事を思い出し、自信を取り戻しました。

4. 環境を少し変えてみる

カフェで勉強する、通学ルートを変える、好きな音楽を聴く。
ほんの少しの変化が、思考の転換につながりました。

5. 「辞めるのはいつでもできる」と思う

「今すぐ辞める」ではなく、「もう少し頑張ってからでもいいか」と考えたら、気持ちが楽になりました。

実体験:看護師になって得られたもの

看護師になってから、人生が大きく変わりました。
以下は、私が得た「報われた瞬間」です。

  • 経済的な自立(住宅ローンの審査も通過)
  • 社会的な信頼と誇り
  • 子どもたちの応援と尊敬のまなざし
  • 生活が楽になった

あの時あきらめなくて、本当に良かった。


心が折れそうなあなたへ

  • 無理に走り続けず、一度立ち止まる
  • 思いを誰かに話す・書き出す
  • 小さな成功を自分で認める
  • 気分転換を意識して取り入れる
  • 「辞めるのは最後の手段」と考える

もし今、心が折れそうなら――
それは、あなたが一生懸命に頑張っている証拠です。

どうか、自分を責めすぎずに。
看護師を目指すあなたを、私は心から応援しています。

長い人生の中の、たった数年頑張るだけです。どうか、子供のため、家族のためにもう一度自分のペースでやってみてください。

 

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